2018年12月11日

おいしい倉敷

倉敷、とくに瓦屋根と漆喰壁の建物が連なる美観地区には何度も足を運んでいる。何度行っても、どの季節に行っても心が落ち着き、しかもどこかわくわくする。運河沿いのメインストリート、そこから折れた狭い路地、そこここに興味深い建物があり、心惹かれるショップが並んでいる。 

  

倉敷にはおいしい店も多い。ランチもいろいろあって目移りするが、わたしたちのお気に入りは前にも紹介した「町家喫茶 三宅商店」のカレーだ。やさしい味だが深みがある。カレーといえば近くにはインド&タイカレーのKuKu(クークー)もある。ここのカレーもおいしかった。 

  

コーヒーショップも名店ぞろいだ。わたしたちが訪れた店だけでも、大原美術館の隣にあり大正末期に建てられた建物が落ち着いた雰囲気を醸し出しているエル・グレコ、ネル・ドリップで丁寧に淹れる自家焙煎のコーヒー専門店・倉敷珈琲館、こちらも自家焙煎でペーパーフィルター、サイフォン、フレンチプレスから抽出方法が選べるkobakoffeeなどがある。 

ラ・チェネッタ
「ラ チェネッタ」は外観もしゃれている。

ある定休日。倉敷でランチでもしようかとネットで調べてみると、美観地区の一角、倉敷アイビースクエアそばの「
 チェネッタ」というピザ店の評判がいい。そこで、さっそく行ってみることにした。「ラ チェネッタ」は20席ほどのこぢんまりした店で、イタリアで修業した職人肌のご主人が焼いている。席に着くと、厨房奥のピザ窯のなかでめらめらと炎が上がっているのが見える。いい感じだ。 

  

わたしはマルゲリータ(トマトソースとモッツァレラチーズだけのシンプルなピザ)、妻はカルチョフィーニ(アーティーチョークのピザ)を注文し、シェアして食べたが、生地がカリッと焼き上がっていながらもっちりしていてとてもおいしかった。チーズもいい。ここのピザは、わたしたちが岡山に来て食べたなかではベストだ。 
小山珈琲
「小山珈琲」は1階が駐車場で階段を上がった2階が店舗だ。

さて、食後のコーヒーはどうするか。スマホで検索するとクルマですぐの(歩いても行ける)ところに「小山珈琲」というコーヒー専門店がある。自家焙煎の店である。口コミに「ここのコーヒーはブラックで飲んでも甘さを感じるのです」「いつも、フレンチブレンドを飲んでいるのですが深入り焙煎の豆にありがちな焦げた匂いは全く無く、フレッシュでいつも美味しい」とあるのが気になって行ってみる。わたしと妻が注文したのは、深入りで濃いというフレンチブレンドだ。飲んでみると、たしかに濃いが、すっきりとした味わいだ。ふたりとも、たいへん気に入った。いつもコーヒーはブラックでばかり飲んでいるが、このコーヒーは少しクリームを入れてもおいしい。コーヒーの味がしっかりしているからだ。

  

「ラ チェネッタ」と「小山珈琲」。この日はおいしい店を二つも知ることができた。倉敷を訪れる楽しみがまた増えた。


y1_tokita at 19:30|PermalinkComments(1)瀬戸内暮らし