2018年08月15日

おやじ会ふたたび

夏がくーれば思い出すー・・・。夏といえば何だろうか。海水浴、花火大会、夏フェスなどなどいろいろあろうが、わたしにとって夏といえばキャンプである。そのキャンプの話はまたするとして、キャンプにつきもののバーベキューも夏の風物詩だ。 

  

前にも書いた通り、わたしたちが住む町内会では毎年夏に有志のバーベキュー大会が開かれる。有志といってもなぜか男ばかり、しかもこの地域には「少年」「青年」はあまりいないから、いきおい「中年」「老年」の集まりになる。町内のおじさんたちが年に一回、バーベキューグリルを囲んで飲み食い、おしゃべりをするという至極健全な会だ。 

町内会バーベキュー
おやじバーベキュー会。台風前日ながら晴天に恵まれた。


なにしろこの会を主宰するのは酒の飲めない
Hさんなので、会では酒も出るが、飲んだくれるのが主目的ではない。あくまでみんなでバーベキューを楽しみ、親睦を深めようという趣旨だ。今年はHさんが事前に「カフェ明治屋」を訪れて日時を教えてくれ、参加確認をしていった。わたしは店があるので会のスタート、5時からは参加できず、途中参加となるが、もちろんよろこんで参加した。 

  

わたしが行ったときにはすでに宴たけなわ、総勢156人がバーベキューをつつきながら談笑していた。しばらくすると、端のほうでひとり酒を飲んでいたSさんに「そんなところでいじけてるなよー」と声がかかる。たしかに、日ごろおしゃべりなSさんが今日は寡黙だ。Sさんは「オレは孤独が好きだからさー」といって皆を笑わせる。Sさんとは前に話したことがあるが、この土地の出身ではなく、移ってきて数十年になるがいまだに自分はよそ者だという。 

  

おそらく、ここに参加している人のほとんどはこの土地の生まれ育ちだろう。たいていは幼馴染み、竹馬の友というわけだ。わたしの場合、古い友人でも高校生や大学生時代からだ。しかも、いまは皆、それぞれ違った地方で暮らしている。多くの幼馴染みと一生、近くで暮らすのはどういう感覚だろうか。想像しがたいが、なんとなくうらやましくもある。 

  

20年、30年住んでも「よそ者」なら、わたしは一生「よそ者」だ。でもそれでいい。縁もゆかりもない土地に移住してきた「根無し草」なのだから。ただ、土地の人たちが信じてくれるかどうかはわからないが、これから先、わたし(と妻)は一生、この土地で暮らしていこうと思う。わたしたちにとっては、今やここが故郷だ。 



y1_tokita at 07:49|PermalinkComments(1)瀬戸内暮らし