2017年12月05日

食後のコーヒーは要らない?

岡山の小さなへぇー」の番外編として、食後のコーヒーを取り上げてみたい。わたしが特にコーヒー好きだからかもしれないが、ランチの後にはコーヒーがほしくなる。和食や中華の場合にはその店では日本茶や烏龍茶ということもあるが、食後に店を変えてでも、コーヒーを飲みたくなる。そもそもカフェではランチとコーヒー(あるいは紅茶)がセットになっていることも多い。 

ランチ黒板
ランチの案内看板でも飲み物とのセットを前面に出しているのだが・・・

「カフェ明治屋」でも、ランチはコーヒーまたは紅茶とのセットで考えている。ただ、どうしてもほかの飲み物(たとえばココア)を飲みたいというお客さんのことを考えて、ランチ単体でも出している。「日替わりランチをください」と言われたら、「お飲み物はどうなさいますか?」と訊く。「食後にホットコーヒー」「アイスティー」あるいは、「セットにせずに、単品でカフェオレをください」といったご注文を想定している。
 

  

ところが、である。オープンしてみて少し驚いたのだが、「お飲み物はどうなさいますか?」という問いかけに、「飲み物は要らない」というお客さんがとても多い。別のきき方をして、「食後にコーヒーか紅茶をお付けしますか?」というと、「コーヒーは、今日はもう飲んだからなぁ。要らない」とそっけない。「今日はもう飲んだから」って、一日一回の処方と決まっている漢方薬ではあるまいし。 

  

これが東京だと、おそらくほとんどの人が飲み物をセットにすると思う。食後のコーヒーを飲み慣れているということもあるが、東京人は「見栄っ張り」である。「お飲み物はどうなさいますか?」と訊かれたら、「じゃあコーヒーを付けて」と言ってしまう。それに対して、岡山人は率直だ。「要らない」と思ったら何の迷いもなくそう言う。 

  

こちらに移住してきてすぐに聞いたことだが、岡山で商売がうまくいったら全国どこでやってもうまくいく、と言われているらしい。それだけ、岡山では商売が難しいということだ。「どう難しいのだろう」と、ずっと疑問だったが、オープンしてみて少しわかった気がする。 



y1_tokita at 09:37|PermalinkComments(2)カフェ