2017年05月14日

迷子の楽しみ

引っ越してきて2週間、相変わらず掃除とかたづけの日々が続いている。カフェの準備もしなければならないが、まずは自分たちの日々の暮らしを軌道に乗せることが先決だ。ただ、一日中、家にこもっていては気が晴れないので、日に一度は外に出るようにしている。同じ地域のカフェに昼食がてら偵察(?)に出かけたりもしているが、いちばん気持ちがいいのは、朝の散歩だ。 

  

麦畑

散歩道の麦畑。いまはちょうど麦が実るころだ。

川岸の草むら

川岸の草むらが気持ちよさそう。昼寝をしに来たい。 

  

東京にいたころも、仕事を離れてからは朝の散歩を日課にしていた。ちょうど、最寄りの花小金井駅から隣の小平駅方面・田無駅方面へグリーンロードという遊歩道が整備されており、散歩にうってつけだった。この道は桜並木になっているところも多く、今年の春は毎日が花見という贅沢を味わった。  

  

一方、「明治屋」の近くには、とくに散歩のために整備された道というものはない。しかし、東京とは比べ物にならないほどの自然がある。地元の人たちにとっては、おそらく「何もない」としか映らない田園風景も、わたしたちには新鮮だ。 

  

というわけで、「今日は川沿いに歩いてみよう」「畑のあぜ道をたどってみよう」と東へ西へ、気の向くままの散歩である。春から初夏に向かう季節を感じさせる風、大きく開けた空で懸命に鳴くひばりの声、川岸に生い茂る草木の新緑・・・すべてが、「ここに来てよかった」と感じさせるものである。 

  

鎮守の森

畑の中に忽然と鎮守の森が現れる。この一角だけ別世界のようだ。

牧場

近所に牧場があったりする。新参者が気になるのか、牛たちに「ガン見」された。 

  

気ままな散歩では、時として帰り道がわからなくなる。しかし、心配はいらない。今は便利な時代だ。困ったらgoogleマップに自宅への道順を教えてもらえばいい。この道順がまた、意外なルートで新たな発見があったりするから面白い。