2018年01月26日

オールタイム・モーニング

「カフェ明治屋」では朝7時の開店から10時までモーニングサービスをおこなっている。これがなかなか想定した客数に達しないのだが、それはともかく、10時を回って、たとえば10時半ごろにいらっしゃったお客さんが「えっ、もうモーニングやってないの?」とおっしゃることがある。「10時までなんですよ」というと、「何か食べるものない?」。わたしが「ランチは11時半からですからね」と言葉を濁すと、困った顔をされる。 

フレンチトースト02
フレンチトーストモーニング。午後でもこれが飲み物プラス300円。

カフェではコーヒーをはじめとする飲み物がメインだと考えるが、郷に入っては郷に従え、小腹がすいたときに利用しようというお客さんが多いのなら、お客さんの便を考えて、常時、軽食を置いたほうがいいのかもしれない。モーニングのパンを提供してくれている「オぷスト」のベーグルを買い置きしておいて出すことも考えたが、日持ちの問題もあるし、温めて出すとなるとモーニングサービスとあまり変わらない手間がかかる。
 

  

そこで、いっそモーニングサービスを10時までではなく開店から閉店まで常時提供することにした(ただし、ランチタイムおよびその直前の11時から2時までを除く)。これまでモーニングを10時までとしていたのは、それ以降は妻がランチの仕込みの手を離せなくなるからだが、ランチの客数も落ち着いたことだし、段取りその他を工夫すればモーニングサービスにも対応できるということになった。 

  

つまり、午前中の時間延長と、午後にもモーニングサービスを提供するということだが、これは言葉にするとアフタヌーン・モーニングサービス(Afternoon Morning Service)というおかしなことになる。そもそも、喫茶店のモーニングサービスという用語は和製英語で、Morning Serviceは本来、キリスト教の朝の礼拝を意味するらしい。ちなみに、モーニングサービスに相当する英語はBreakfast Specialだ。 

  

まあいい。モーニングサービスという言葉は日本語として定着している。だから、「うちのモーニングサービスはオールタイムです」といえば、たいていの人は「お得な軽食が一日中あるんだな」とわかってくれるだろう。ちなみに、さすがに午前中の料金をそのまま適用するのは太っ腹すぎるので、午前中440円のトーストモーニングは「お好きな飲み物+100円」、680円のハムチーズトーストモーニングとフレンチトーストモーニングは「お好きな飲み物+300円」とした。これでも相当にお得だと思う。 

  

ついでにといっては何だが、これまで午後2時からとしてきたスイーツも、可能な限り常時お出しすることにした。ランチタイム中に食後のスイーツを所望されるお客さんや午前中から「スイーツありますか?」と訊かれるお客さんへの対応だ。これでお客さんの「困った」顔が減り、「あってよかった」という声が増えるといいのだが・・・ 



y1_tokita at 10:25|PermalinkComments(2)カフェ