2019年02月06日

Poloくん、ゴメン!(その2)

相手のいない事故でまだよかったが、クルマを大きく傷めてしまった。正月早々、とんだことになった。もちろん、わたしの不注意だから自業自得である。妻からは、「私がもっとうまく運転できたら今後あなたには運転させないところだけどね」とまで言われてしまった。とほほ・・・。 

polo事故後
事故直後のPoloくん。痛々しい・・・。


レッカー移動した先で哀れなPoloくんの姿を見たフォルクスワーゲンの営業マンは、「けっこうやってますね」という。ぱっと見、修理にどれくらいかかるか尋ねると、車両保険金額を超えるかもしれないという。実際、数日後に確定した修理費用は車両保険金額を上回っていた。そうなると、全損扱いにしてクルマを替えた方が得だ。 

  

全損の場合、同一車種・同年式のクルマを保険会社が見つけてきて替えてくれるものだとわたしは思っていた(過去に事故に遭った知人はそういう経験をしたと聞いている)。ところが保険会社に聞くと、いまは違って、保険会社は車両保険代金を払うだけで、保険の加入者がそれでどの車を買うか(あるいは買わないか)は自由だという。 

  

そういうことなら、いまのわたしに分不相応な輸入車はやめて、軽自動車にしようと即断した。前にこのブログで、「『いつかはクラウン』ならぬ『いずれ軽』」と書いたが、思いのほか早くそのときがやってきたようだ(できれば「いつかはまたフォルクスワーゲン」という思いもあるが)。 

  

軽自動車のディーラーといえば、ご近所に気になっている店があった。スズキアリーナ備前というところである。「カフェ明治屋」から長船駅に行く途中、歩いて45分のところにある。「車検が安い!!」という看板も気になるが、こういうことがあった。ある日、店のお客さんが「カフェ明治屋」の駐車場で軽自動車を脱輪してしまった。側溝の蓋(グレーチング)がずれているのに気づかず放置していた私が悪いのだが、お客さんはとにかく困っている。そのとき、スズキの店の副店長が駆けつけて状況を見てくれた(たまたま客として居合わせた信用金庫の営業マンが呼んでくれたのである)。自分のお客さんでもない人の窮状を救おうとわざわざ飛んで来る。なんていい人なだろうと驚いた。こんな人がいる店なら安心してクルマを任せられそうだと感じた次第である。 

  

というわけで、つぎのクルマスズキの店で見つけた中古のMRワゴンということになった。フォルクスワーゲンから借りている代車(というには立派すぎる)Passatをとにかく早く返したいので、大急ぎでMRワゴンの契約を済ませ、点検・整備をお願いした。無事に納車されたMRワゴンは小さいが背が高く、ちょっとした見下ろし運転になる。これはこれで、慣れたら運転しやすそうだ。 

  

ところで、わたしのせいでお役御免になったPoloくんはその後どうなったかって? 損害保険会社が引き取る形となった。実際には、保険会社が手配した事故車専門の引き取り業者が引き取った。その会社のウェブページを見ると、日本のみならず海外にも支店を持ち、中古の部品を販売しているらしい。Poloくん、ゴメン! 今後はいろいろな車の部品として世界中を走ってくれ! 



y1_tokita at 20:04│Comments(2)瀬戸内暮らし 

この記事へのコメント

1. Posted by はなてまり   2019年02月06日 20:38
大変でしたね❗だけど ホントにそれぐらいで済んで 良かった❗体が元気なのが一番ですから。これからも美味しい食事とコーヒー楽しみにしてます。ファイト🚩😃🚩
2. Posted by ラフィンのお父さん   2019年02月10日 09:01
5 人間で言えば、臓器提供だね。
 何処かでまた活躍することでしょうね⁉
 MRワゴン君にも愛情を込めて運転して下さい。
そうすれば、また、きっと助かるときがありますよ。

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